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金太郎の5つのこだわり
その壱
自転車の組立について
私達の一番身近で便利な乗り物の自転車。
最近ではホ−ムセンタ−やス−パ−などの量販店でも自転車が売られるようになっているのをよく見かけるようになりました。
自転車の場合、販売店は組立が必要となってきます。

自転車は電化製品などと違い、同じ商品であっても、組み立て方や調整で全く違う商品になってきます。

ここで簡単な知識として自転車屋に自転車が納品される時の事を簡単に説明させて頂きます。
まず自転車メ−カ−には主に2通りあり、
工業型メ−カ−と呼ばれている物と商業型メ−カ−と呼ばれている物があります。

代表的なものは・・・


工業型メ−カ− 商業型メ−カ−
・ブリヂストン
・ミヤタ自転車
・ナショナル自転車
・丸石自転車
・塩野自転車
・アサヒサイクル
・サカイサイクル
・千代鶴商会
   ・
   ・ 

などです。違いはというと

工業型
メ−カ−
自転車のフレ−ムや塗装、部品のほとんどまで自社で製作して組み立てているメ−カ−の事です。
商業型
メ−カ−

それぞれ、自転車のフレ−ムはフレ−ム屋さん、サドルはサドルメ−カ−、ハンドルはハンドルメ−カ−というそれぞれの専門の部品メ−カ−より取寄せ、組み立てを行なっているのが商業型メ−カ−です。

そして、当店などお店に納品される時の体制も事なり、
工業型メ−カ−は箱(7分組みと呼ばれている物です)で納品され、商業型メ−カ−は完組みと呼ばれる状態で納品されます。



←これが完組みと呼ばれる状態です。
ある程度は形になっていてハンドルを起こしてペダルをつけて、細かい所を調整するだけです。

7分組みとは
箱に入った状態で、スタンド、カゴ、ハンドル、ブレ−キ、ブレ−キワイヤ−、サドル、前車輪、ペダル前泥除け、その他の小物 がバラの状態で入ってきている状態の事で販売店はそれを組み立てます。


ただ、量販店や大型の専門店などは工業型メ−カ−でも完組みで入り、一部ではペダルがついた状態でハンドルが起こされた状態で入ってきてそれをそのまま店頭にだして販売している量販店もあるみたいです。

組んだ状態で仕入れる販売店側の理由として自転車を組み立てる技術がないのと、組み立てる時間がないなどの理由があるみたいです。

ただ工業型メ−カ−の場合はメ−カ−内の人であるとか、一部の専門店に委託をして組み立てており、組み立て代をメ−カ−に払って組み立てをお願いしています。

ここでポイントなのが、工業型は省くとして、商業型メ−カ−が量販店に納品する際に一部の量販店の販売の体型ですが、値段の問題もあるのでいちがいには言えませんが、商業型メ−カ−が納品される際は上の写真のような完組みで納品されます。

これはトラックに積む際に場所を取らないようにこの状態で納品されるのですが、納品されて自転車を降ろしてハンドルをだれが起こしてペダルをつけるかというと、自転車を運んできたトラックの運転手です。(一部のお店ですが)もちろん大型の専門店などはそこのスタッフが組み立てを行なっておりますが、一部の量販店で実際に見た光景です。
量販店の言い分としては、その分人件費をかけてないので安く販売できると言う事です。
実際に量販店と専門店では通常置いている自転車の値段は違います。専門店で安い所で8000円台で量販店ならいつでも6000円台で販売しています。どちらを選ぶかはお客様の考えの違いもありますが、自転車は命を預ける乗り物です。

もちろん値段が違うので比べれないのですが、最近では品質の問題や整備不良が原因での事故が増えており、そう言う話をお客様よりよく聞く事があります。また自転車の組み立てや調整で自転車のもちも変わるものです。ですので当店では特に自転車の組み立てにこだわっております。

話が飛びましたが、組み立ての際にこだわっているポイントを説明させていただきます。
まず通常の専門店での組む手順ですが
1.ハンドルを起こす(高さや角度などを調整)
2.ブレ−キの調整
3.ペダルの取り付け
4.サドルの角度などのチェック&調整
5.その他の調整    
が通常の専門店でしている組み立てです。(もちろん店によっても違いますし、順番も店によって違います。)

■金太郎でこだわっているポイント■

上記の組み立てはもちろんそうですが、さらに細かく点検調整しています。
具体的には

  • ブレ−キレバ−の引きは自転車のサイズに合わした調整をする:専門店ならある程度のレベルでされている事ですが、金太郎ではマニュアルを設けて自転車のサイズに一番合う調整をしています。例えば小さなお子様の自転車は、お子様は大人と違って手が小さく指がブレ−キレバ−に届きにくい為、指が届きやすいように、ブレ−キレバ−の幅を狭めて柔らかく調整したりとかです。

  • ブレ−キの取り付け角度もサイズに合わして変更する:乗る方の身長などを考え、角度を一番力の入りやすい角度に調整する

  • ブレ−キワイヤ−の初期伸びを取る:通常、新車の状態ですと、ワイヤ−が馴染むまで延びやすい事があります。その為予め新車でもワイヤ−に負荷をかけできるだけ初期伸びを取るようにしてます。初期伸びを取らないと、自転車を買って1ヶ月ほどでブレ−キの効きが甘くなる事があります。

  • チェ−ンの馴染みをだす:予め負荷をかけて馴染みをだしてからチェ−ンのはりを調整してます

  • ライトの角度とあたりを車輪の対角線に合わせタイヤの痛みを軽減できるように調整する:ライトの角度が少々ずれていてもライトは点灯しますが、タイヤに負担が来たり、ライトを点灯させると重たくなったりする為です

  • BB(ボトムブラケット)の調整:ペダルがついているギヤのところをクランクといいますが、その真ん中部分のベアリングの入っている軸の事です。ここを調整する事でペダルがずいぶん軽くなります。ここの調整はしてる店もあるでしょうが、してない店も結構あります。BBの精度によっては調整しなくても軽いのもありますが、安い自転車などは結構重い物もあります。また新車の状態ではグリスはたっぷり入っているためグリスの抵抗があるので重たくなりやすいです。それをできる限り軽くなるように調整しています。

  • 車輪の振れの調整:車輪の振れですが、通常JIS規格では片側2mm以内と決まっています。この数値に収まっていたら問題ないと言う事になります。ただ片側2mmと言うとかなり振れがでている状態で、ここまで振れがでているとそれを調整している店もあるとは思いますが、大抵片側1mmくらいまでに収まる調整です。金太郎では片側0.5mmくらいを基準に調整しているほか、スポ−ク全体のバランスもチェックしています。振れが出ていなくてもスポ−クのテンションがバラバラの場合もあります。テンションがバラバラの場合は車輪の振れが出やすい場合があるからです。あまりに狂いがある場合などはテンションゲ−ジまで使用しきっちり調整しています。(もちろん安い物でも高い物でも同じ基準です)

  • グリスアップ:例えばアルミの素材同士の場合、グリスを入れてやらないと焼きついてしまいます。(アルミフレ−ムのMTBとアルミのシ−トポストという組み合わせなどです)そういう組み合わせでグリスアップするのは当然ですが、金太郎では、通常の自転車のシ−トピラ−部分(サドルが取り付けてある下の棒です)にもグリスを塗るようにしています。これでよくあるのが、年数が経つとサビついてサドルの上げ下げができなくなるというのがよくあります。そこでグリスを塗っておくと少しは改善されたりする場合があるからです。

  • 自転車の傷チェック:当たり前の事ですが自転車に傷がある場合そのまま販売する販売店はないでしょう。ただそのチェックする基準もお店によってばらばらだと思います。気づかない場合もありますし、目立たない場所やサビなどに影響ない程度で安い自転車などはそのまま販売する場合も店によってはあると思います。金太郎はこれでもかってくらいにチェックにうるさい店です。正直少しでも傷があるとメ−カ−にすぐ返品するので、メ−カ−側も金太郎に納品する自転車は事前にしっかりチェックをして持ってきていますし、お店でも厳しい基準でチェックしています。正直メ−カ−にはうるさく言っているのでメ−カ−は困っていると思います。よくメ−カ−側より言われてますので。ただ少しでもお客様にいい自転車に気持ちよく乗って頂きたいが為の事でうるさく言って細かくチェックしています。

  • 自転車にワックスをかける:自転車を組み終わり展示する前にフレ−ムやハンドルなどに自転車専用のワックスをかけております。これはもちろんサビなどを少しでも遅らす事が目的です。これにより自転車が少しでも長持ちしていつまでも気持ちよく乗って頂きたい為です。

  • その他の調整:これは専門店ではどこでもしていると思いますが、自転車をお買い上げ頂き点検をする際にご購入頂いた方の体格などに合わしてハンドルやサドルの高さ、あとブレ−キの柔らかさ(ご年配の方や女性の方は力が少ないので柔らかく調整する)などを調整させて頂いております。

以上が金太郎の組み立てのこだわりです。

こうした調整や点検に時間をかけている事で自転車が格段に長持ちし軽く乗れ、最終的に自転車の買い替えのサイクルが長くなったり、修理代などが少なくなったりでト−タルコストは安くなると思います。


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