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VR | Advanced | 105 2022年モデル


ブラックグリッター/マットテクストリーム


ロードバイクの次なる時代を切り開くマルチロード
ロードサイクリングは進化した。現代のロードバイクに対する要求は非常に多様化し、ダートを含むアドベンチャーライドやリラックスしたツーリング、または自転車通勤でもハイパフォーマンスロードを使いたいという声があがるようになった。その要求に応えるために、VRの開発はスタートした。VRは、ハイスピードなトップレースや、ダウンヒルコースのようなオフロード以外であれば、これ1台ですべてのライディングに対応する。広いタイヤクリアランスを確保し、ブロックタイヤを装備することでオフロードにも対応。ペダリングの反応性に必要な横剛性はレーシングバイクと同等レベルまで高めており、23C、25Cタイヤを装着し、ハンドルを下げればレースへの出場もできる。もちろん剛性と柔軟性のバランスは失っていない。新形状のシートステーが垂直方向の柔軟性を飛躍的に高め、振動吸収性と路面追従性を獲得。そしてFeltロードらしい加速性と反応性がVRの特長だ。VRはロードサイクリングの限界を破り、ライダー自身の限界も破るサポートをする。冒険へのパスポートのはここにある。


Felt の経験が活きるマルチロードジオメトリー
VRはベストセラーバイク Zからエンデュランスロードジオメトリーを継承。わずかに寝かせたヘッドアングル、ロングホイールベースにより、ロードレーサーに特有のふらつきやすさを解消し安定性を向上。 Feltが長年培ってきた設計により、ロードバイクらしいキビキビとした反応性に両立させている。ダートや通勤での使用も想定したVRは、スタックハイトが高く、より上体の起きたアップライトポジションに変更。操作性を高め視界を広く、バッグを背負ってのライディングにもフィットする。あらゆるライディングシーンでパフォーマンスを発揮する、新しいマルチロードジオメトリーだ。


ディスクブレーキ化により完成したシートステースプリング
VRはディスクブレーキ化に伴い、まったく新しいシートステー形状を採用している。応力分析の結果、シートステーブリッジは剛性に全く貢献しておらず、振動の吸収を妨げていることが判明した。そこでエンジニアは、ブリッジを廃したシートステーのデザインをスタートさせた。さらなる解析の結果として、シートステーとシートチューブの厚い接合部は想定以上に快適性に影響を与えていることが判明。シートステーのシートチューブとの接触点を最小限のものとして、トップチューブと一体化したデザインを採用した。新形状により、フレーム全体の垂直方向の柔軟性は12%向上。リアステーはまるでスプリングのようにトップチューブを中心にしてリアエンドの動きを作り出す。ダートでも路面にしっかりグリップしパワーを逃さず、抜群の振動吸収性がライダーのパフォーマンスを高るだろう。


多様なライディングシーンに変幻自在に対応
多くのライディングシーンを想定したVRは広いタイヤクリアランスを確保。チェーンステーのタイヤクリアランス幅は約42mm 。これはタイヤの両側に6mmずつのクリアランスを必要とする国際標準化機構(ISO)の基準に則ると、30mmのタイヤ幅まで、Feltが安全を確認した上で実際に装着可能なタイヤ幅の上限は35mmが目安となる。そんな広いタイヤクリアランス、かつ高い汎用性を持つVRだが、ロードレーシングタイヤを装着した際もタイヤの性能をスポイルしない「ロードバイク」としてのスピード性能も特長だ。23Cタイヤを装着すればレーシーに、35Cタイヤを装着すれば荒れた路面や街中の段差の振動を吸収し、どこまでも走り続けることができる。


天候も路面も選ばない新しいスタンダード
ディスクブレーキはロードバイクの新しいスタンダードだ。より高いストッピングパワー、コントロール性能、そして安定したパフォーマンスを発揮する。フレームはフラットマウントを採用。ブレーキキャリパーは油圧式、もしくは対向ピストン方式の機械式で、ドロップハンドル用ブレーキレバーでも軽い引きを実現。チェーンステーのリアエンド付近は前後方向に扁平させ、ディスクブレーキのストッピングパワーを受け止める。同時に扁平部は最小限にすることで、垂直方向の柔軟性のバランスを取っている。


ディスクブレーキの性能を引き出し、悪路走破性にも貢献
VRにはMTBで信頼性が証明されているスルーアクスルを採用した。サイズは前後共に軽量な12mm。従来のクイックリリースでは避けられないハブアクスルのズレを防ぎ、ディスクローターとブレーキパッドの接触や、変速の狂いも解消。スルーアクスルの構造的にフレーム全体の剛性は飛躍的に高まり、パワー伝達性能と、悪路での安定感が向上した。


ロードバイクのスピード性能を保証する軽量性
タイヤクリアランスが広くなりオフロードにも対応するVRだが、ロードバイクに不可欠な軽量性は失っていない。走行性能と軽量性を両立させるために解析を重ねた新しいフレーム形状により、ヒルクライムにおいてもFeltロードらしい軽快な走行感覚を携えている。


さらにVRのライディングを快適にするインテグレーション
多様なライディングシーンに対応するため、VRはアクセサリーをスマートに装着するための工夫が施されている。トップチューブにはストレージボックスを装着するためのアイレットを装備。ボトルケージと同じ規格のアイレットで、市販の多くのストレージを装着可能。全天候に対応するVRには、専用フェンダーを装着するためのアイレットも装備。加工をせずにシームレスにフェンダーが装着できるようになっている。アルミフレームの540mmサイズ以上には、ダウンチューブに2箇所のボトルケージアイレットを備え、合わせて3つのボトルもしくはツールボトルを携行可能だ。

下記の画像をクリックすると大きな画像でご覧頂けます。
(こちらの写真のモデルは8170ULTEGRAに組み替えたモデルとなり
実際の自転車とコンポが異なります。
写真は別ページで開きます)



スペック
VR | Advanced | 105
カラー ブラックグリッター/マットテクストリーム
サイズ 43、47、51、54、56
参考重量 8.78 kg
フレーム UHC Advanced + TeXtreme カーボン、MMC、InsideOut、BB386、機械式電動式シフト両対応
フォーク UHC Advanced + TeXtreme カーボン、モノコックコンストラクション
ヘッドセット 43, 47cm: IS (IS-2) / 51, 54, 56cm: IS (NO.42)
ステム Devox StemR.A2 VA、±8/±16°43cm: 70mm/47cm : 80mm / 51cm: 90mm / 54, 56cm: 100mm
ハンドル Devox DBar.A2、Ø31.8mm、65mm リーチ、125mm ドロップ、43, 47cm: 38cm / 51cm: 40cm / 54 – 56cm: 42cm
シフター 43, 47cm: Shimano 105 ST-R7025 ショートリーチ / 51, 54, 56cm: Shimano 105 ST-R7020
フロントディレーラー Shimano 105 FD-R7000-F、直付式
リアディレーラー Shimano 105 RD-R7000-GS、ロングケージ
クランク Shimano 105 FC-R7000、50/34T、43, 47cm: 165mm / 51cm: 170mm / 54, 56cm: 172.5mm
BB Token Ninja Lite、BB386 for Shimano (24mm)
チェーン Shimano 105 CN-HG601
スプロケット Shimano 105 CS-HG700、11-34T
ブレーキレバー 43, 47cm: Shimano 105 ST-R7025 ショートリーチ / 51, 54, 56cm: Shimano 105 ST-R7020、油圧式ディスク
ブレーキ Shimano 105 BR-R7070、油圧式ディスク、フラットマウント、ローター:Shimano RT70、センターロック、160/140mm
サドル Prologo Dimension Space STN
シートポスト Devox Post.C2 Cap、344mm
シートクランプ 6061 アルミニウム、スチールボルト&ナット、27.2mm ポスト、30.6mm クランプ
リム/ホイール Devox WheelRDS.A1、23mmハイト、内幅21mm、チューブレスレディ、Shimano RS470 ハブ、28h
フロントスルーアクスル TA 12×100、Devox AxleTA 128.5 | 123mm + 5.5mm head, M12 x 1.5P x 16mm, Switch lever compatible
リアスルーアクスル TA 12×142、Devox AxleTA 170-7 L | 163mm + 7mm head, M12 x P1.0 x 19mm for Syntace X-12, with SL02 Switch hollow lever
タイヤ Vittoria Rubino Pro IV、700x30c
アクセサリー
仕様は予告なく変更されることがあります。重量はあくまで参考です。個体により差があります。


ジオメトリ
サイズ 430 470 510 540 560
ヘッドチューブ角 ( ° ) 70.3 71.3 72 72.5 72.5
シートチューブ角 ( ° ) 75.3 74.7 74.5 74 74
ホリゾンタル換算トップチューブ長(mm) 495 510 525 545 563
ヘッドチューブ長 (mm) 115 130 145 165 185
シートチューブ長センタートップ(mm) 410 430 450 480 500
BBドロップ (mm) 72 72 70 70 70
チェーンステー長 (mm) 412 412 415 415 415
フロントセンター長 (mm) 576 580 583 595 608
ホイールベース (mm) 977 981 989 1000 1013
スタンドオーバー高 (mm) 665 687 708 737 757
フォーク長 (mm) 380 380 380 380 380
フォークオフセット(mm) 52 52 50 50 50
リーチ (mm) 355 363 369 379 386
スタック (mm) 521 539 555 576 595
適応身長目安(cm) 145〜155 150〜165 160〜175 170〜185 180〜190





車種 VR | Advanced | 105 2022年モデル
カラーリング ブラックグリッター/マットテクストリーム
サイズ 43cm,47cm,51cm,54cm,56cm
重量 8.78kg
定価 456,500円(税込)
当店販売価格 442,805円(税込)

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