OVERVIEW

2016年ツール・ド・フランスにおいて、輝かしい結果を残したFOCUS IZALCO MAXは、FOCUS GERMAN ENGINEEREDの最高峰モデルとなります。必要のないものはすべてそぎ落とし、FOCUSの歴史の中でも最軽量（フレーム：750g、フォーク：295g）かつ最高の剛性のバイクに仕上がりました。ケーブルはメンテナンス性を第一に考え、ワイヤーチェンジが素早くできるよう外通しとし、ヘッドチューブは「BOOST BOX」と呼ばれる剛性を上げるために強化した構造を採用、ヘッドチューブのベアリングシート（受け）とBBまわりはカーボンで製造しており軽量化につなげています。もちろん、今までのFOCUS カーボンフレームの特長の一つである「SSPS」を採用し、トップチューブとダウンチューブをフレームのサイズによって外径を変え、剛性の最適化を実現しています。また、シートポストの「CPX PLUS POST」は、振動吸収性に優れ、より速く、より長距離のライディングを可能にしました。

TOUR DE FRANCE TRIED AND TESTED

プロツアーチームによるテストを重ねた「IZALCO MAX」は、過酷なUCIワールドツアーレースにおいて数々の好成績を収めました。

LIGHTWEIGHT

究極の軽量カテゴリーで存在を示すIZALCO MAXのフレーム重量はわずか750gです。

PIONEERING

ハイテクのIZALCO MAXがディスクブレーキを特徴とする軽量フレーム市場での新基準となりました。

SSPS : STABLE STIFFNESS PER SIZE フレームのサイズによってダウンチューブの外径を変えることにより、剛性の最適化を実現しています。

PF30-PRESSFIT 30 BB30のさらなる進歩です。重量を減らしつつボトムブラケットの装着を容易にしました。ねじれ剛性の向上や、Qファクターを減らすことができます。

HTS : HEAD TUBE STIFFNESS 軽量かつ剛性を上げるために「BOOST BOX」と呼ばれる構造を採用し、ヘッドチューブを強化しています。

FHBS : FULLCARBON HEADTUBE BEARING SEATS ヘッドチューブのベアリングシートをフルカーボン化することにより、軽量化につなげています。

MCF : MONOCOQUE COMPOSITE FORK モノコック製法により一体成型される軽量フロントフォークは、横剛性、ブレーキ時の剛性に優れ、快適性にも優れています。

ILPC : INCREASED LATERAL PROFILE CHAINSTAY ボトムブラケット部からチェーンステーにかけて、剛性を高めています。

TAPERED HEADTUBE テーパードヘッドチューブは、シフト、ブレーキのインターナルケーブルシステムとともに、重量の最適化を可能にし、同時にレースや急な下りコーナーでの剛性の高さを実現しています。

3DFD : 3D FULLCARBON FRAMED DROPOUT カーボンドロップアウトは、チェーンステーとシートステーの接合部の強化を可能にし、より高い剛性と安定性を確保するとともに、衝撃吸収性に優れています。

フルスペック

IZALCO MAX 8050 ULTEGRA DI2

ジオメトリー

		XXS (48)	XS (50)	S (52)	M (54)
A	FRAME SIZES (MM)	480	500	520	540
B	TOP TUBE (MM)	521	530	536	549
C	HEAD TUBE ANGLE (°)	71	71.5	71.7	72.5
D	SEAT TUBE ANGLE (°)	74	73.7	73.7	73.5
E	CHAIN STAY LENGTH (MM)	405	405	405	405
F	BB DROP (MM)	70	70	70	70
G	HEAD TUBE (MM)	110	115	120	135
H	FORK LENGTH (MM)	370	370	370	370
I	FORK RAKE (MM)	43	43	43	43
J	WHEELBASE (MM)	970	972	977	981
K	STACK (MM)	508	515	520	537
L	REACH (MM)	375	379	384	390

• ジオメトリーの値は計測誤差を含んでいる場合があります。